参加型 名言集 1



バーンジョーンズ:フィッツジュラルド嬢の肖像

ここでは、ご自分が好きな名言、心に残った言葉などを教えて戴ければ、
管理人が編集して載せさせてもらうという形式の名言集です。BBSは無いので、
メール&リンク内の、作者へのメールにて、名言と、作者名、あるいは、作者の肩書きや、
その状況などを、送って戴けると幸いです。そして、ご自分のハンドルネームも、教えて下さい。
    ハンドルネームが無い名言は、私の書き込みです。言葉との出会いによって、
新しい世界が開けたり、E・ケストナーの『人生処方詩集』のように、
精神的回復が得られたりすれば幸いです。


           



「イタミを抱えてそのまま この世の果てで寄りそう
いつもの夜が過ぎてゆく」

〜佐野元春〜


「佐野さんはご自分の曲の中で、That’s the meaning of life
と歌っているが、今の音楽界で、That’s the meaning of life
と歌う資格があるのは、佐野元春だけだ」

〜尾崎豊〜

「月刊カドカワ」より
原文のままではなく、記憶のみの言葉ですが、
確かに、このような事を言っていました。


「頑張らなくてもいいから、怠けないように」

〜元ジュディ&マリーのYUKI〜


「太陽はまだ熱かった。だが、もうほとんど地上を照らしてはいなかった」

〜アルチュール・ランボー〜


「別れる男に花の名をひとつ教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます」

〜川端康成〜

P.N ひな菊様からの投稿


「笑顔は悲しみに濡れた心をなだめてくれる、
おじさんの言ったこと、覚えておきなよ」

〜カート・ヴォネガット〜
ジャガー&リチャーズ「友を待つ」より
 
P.N. syunya様からの投稿


「生きている限りこの世はある。この世の主人公はいつでも私だ」

〜神林長平〜
「宇宙探査機迷惑一番」より

P.N. tonbori 様からの投稿


「おもしろき こともなき世を おもしろく」

〜高杉晋作〜


’To be is to do’ソクラテス
        ’To do is to be’ジャンポール・サルトル
     ’Do be do be do’フランク・シナトラ

〜カート・ヴォネガット〜
「Deadeye Dick」より

         ’Shu be do be dan dan’モトハル・サノ

P.N. syunya様からの投稿
小説では、これが公衆トイレの壁のタイルに書かれている設定になっているそうです。


「私は肝硬変で死ぬだろう。そのことだけは、はっきりしている。
だが、だからと言って墓は建てて欲しくない。
私の墓は、私のことばであれば、充分」

〜寺山修司〜

「絶筆 墓場まで何マイル?」より

(注) 実際は腹膜炎による敗血症ショックで、寺山は死にました。
なぜ、死因にこだわるかというと、寺山は「肝硬変で死にたくない」
と言っていたからです。


「あらゆる男は、命をもらった死である。もらった命に名誉を与えること。
それだけが、男にとって宿命と名づけられる」

〜ウイリアム・サローヤン〜


「本当の審判は、歴史という永遠の法廷で下されるのだ」

〜アドルフ・ヒットラー〜


「どうも桂さんは、可笑しみというものを解さないようじゃな」

〜漫画「お〜い!竜馬」十七巻での高杉晋作〜

(注)実際に高杉晋作が言ったかどうか、定かではなく、
たぶん、作者の小山ゆう氏の創作であろうと思われます。


「マルドロールのあの第一の歌は、どこへいってしまったのか、
毒なすベラドンナの葉にみちみちたあの口から歌が洩れたその日いらい、
もの想う束の間にも、怒りの王国のかずかずをこえて、
歌はどこへいってしまったのか・・・・・・
正確にそれを知る者は一人もない」

〜ロートレアモン〜
「マルドロールの歌」栗田勇=訳より


「自分の創った作品を見ても、どこにも僕はいないよ。
ただ、そこに作品があるだけだ」

〜アンディ・ウォーホール〜


「身はたとへ太平洋に水漬(みづ)くとも留め置かまし大和魂」

〜海軍飛行兵曹長 長井泉命〜

元は、吉田松陰の辞世の句から来ているものと考えられます。


「これで長州は滅びるであろう。しかし、薩摩が皇家のおそばにあり、
尽くしていくのであれば、天下の為には幸いであり、
長州滅びるとも悔いはない!」

〜桂小五郎〜

長州藩士桂小五郎、後の木戸孝允が、薩長同盟をうまく遂行させる事が出来ず、
諦めて帰ろうとした時、憎き政敵の薩摩藩に行く末を託し、
ただ、日本の為に良かれと思って、坂本竜馬に言った言葉。
記録文書にあったものを、管理人が多少劇的に訳しました。


「頭で考えるな、体で感じ取るんだ」

〜ブルース・リー〜


「男には、負けると分かっていても、行かなければならない時もある。
死ぬと分かっていても、戦わなければならない時もある」

〜松本零士〜
「キャプテンハーロック」より


「人間的な願いから、人並みの幸せから、魂よ、
つまりお前は脱却し、自由に飛ぶという・・・・・・」

〜アルチュール・ランボー〜
「地獄の季節」より 意訳


「これが私の故郷だ さやかに風も吹いている
 心置きなく泣かれよと 年増の低い声もする
あゝ おまへはなにをして来たのだと・・・・・・
吹き来る風が私に云ふ」

〜中原中也〜
「帰郷」より


「人の創った光の下に、その年代記を狩る途方もない森林と農場との、
永遠の西を占めている」

〜アルチュール・ランボー〜
「イリュミナシオン」小林秀雄=訳より


「俺は、お前の咬ませ犬じゃない!」

〜長州力〜

当時、新日本プロレスで、エリート街道に乗っていた、藤波辰巳に対して、
まだ、陽の目を見なかった長州力が、タッグを組んだ試合後に、言い放った言葉。


「答えは簡単だ。そこに冒険があるからだ。
俺は、偉大なる冒険家の最後の一人なのだ」

〜ジャック・ヒギンズ〜
「鷲は舞い降りた」より

P.N. tonbori 様からの投稿


「誰もが心の中に、危険な領域を持っている。凶器に魅かれる、可能性を持っている。

真に幸福であり続けるには、自分を認める力がいる。

一度振り回した凶器を、おさめるのはむつかしい。間違いを認められないが故に、
間違っているが故に、振り回し続ける事になるのだ」

〜吉野朔実〜
「恋愛的瞬間」より

P.N ミスターシービー様からの投稿


「そして、これが有名な『白い巨人』です。こういう絵を見ると、
すぐ宇宙人だとか言い出す人がいますが、僕はそういう事より、
誰がどんな気持ちで、この絵を描いたのかとか、
それはどういう人だったのかという事の方に、
ずっとロマンを感じてしまったりするわけです」

〜諸星大二郎〜
「砂の巨人」より

アフリカ、タッシリ・ナジェールの岩壁画「白い巨人」について、
漫画家、諸星大二郎氏が、解説で語ったもの。


「『これが手だ』と、『手』という名辞を口にする前に感じている手、
その手が深く感じられていればよい」

〜中原中也〜
「芸術論覚え書」より


「O(オー)はそも天のラッパよ、甲高く、妖しく鳴り響く、天界と下界を繋ぐ沈黙よ、
―――神の眼! 紫の光のΩ(オメガ)なり!」

〜アルチュール・ランボー〜
「母音」より 意訳


「深淵を覗き込む時、深淵もまた、私を覗き込んでいる」

〜ニーチェ〜


「苦しみは変わらない、変わるのは希望だけだ」

〜寺山修司〜


「そこに川が流れているように、そこに草が生えているように、
人間もまた、ここに在る」

〜手塚治虫『仏陀』より〜


「我、初めて西郷を見る。その人物、茫漠としてとらえどころなし。
ちょうど大鐘の如し。小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば大きく鳴る」

〜坂本竜馬〜
司馬遼太郎「竜馬がゆく」より


「雨はしとしと、街に降る」

〜アルチュール・ランボー〜
ヴェルレーヌの詩のエピグラフより

ランボォが、こんな単純な言葉を書いたという事に、
驚きを覚えた為、あえて名言にしました。


「巷に雨の降るごとく、我が心にも雨ぞ降る」

〜ポール・ヴェルレーヌ〜


「ミラボー橋の下を セーヌが流れ 我が恋も流れる」

〜アポリネール〜


「秋の日の ヴィオロンの ためいきの
 身にしみて ひたぶるに うら悲し」

〜ポール・ヴェルレーヌ〜
上田敏=訳


「犀の角の如く、唯一人歩め。人生心から楽しく、心から楽しく」

〜ラクシュミの井上憲司〜

P.N しっぽ様からの投稿


「悲しい時には 悲しめ! のべつ 君の霊魂の見張りをするな!
君の だいじな命に かかわることもあるまい」

〜エーリッヒ・ケストナー〜
「人生処方詩集」より


「生が終って死が始まるのではない。
生が終れば、死もまた終ってしまうのである」

〜寺山修司〜


「放浪する者よ 集まり来たれ 水かさの増すのを認めよ
骨まで浸る時の迫るを
汝 時を重んじざれしは おぼれる前に泳ぎ出すがよい
時代は変わりつつあるがゆえに」

〜ボブ・ディラン〜
「時代は変わる」より


「血を分けた兄弟達よ 俺達は誓い合った 風に向かって
もう一度あの頃の若さを取り戻し 俺達を家に呼ぶ姉妹達の声が
草原に渡り来るのを 聞けたらいいのだが

俺達は約束し いつまでも忘れないと誓い合った

死守する事を誓った嵐の夜の血を分けた兄弟達よ
俺達は決して退かない 決して負けたりはしない」

〜ブルース・スプリングスティーン〜
「ノー・サレンダー」より

「ノー・サレンダー」は、アルバム版よりも、ライブ版のスローバージョンの方が、お勧めです。